ルイズ 父に貰いし名は (講談社文芸文庫) [ 松下竜一 ]

ルイズ 父に貰いし名は (講談社文芸文庫) [ 松下竜一 ]

父に貰いし名は 講談社文芸文庫 松下竜一 講談社ルイズ マツシタ,リュウイチ 発行年月:2011年09月 ページ数:381p サイズ:文庫 ISBN:9784062901345 松下竜一(マツシタリュウイチ) 1937・2・15〜2004・6・17。

作家、市民運動家。

大分県生まれ。

病気のため大学進学を諦め家業の豆腐屋を継ぐ。

20代半ばより作歌を始め朝日歌壇にしばしば入選。

69年、『豆腐屋の四季』を公刊、TVドラマ化されベストセラーになる。

70年、豆腐屋廃業。

上野英信を知り記録文学に目を開かれる。

72年から「環境権」を掲げ豊前火力発電所建設反対運動に取り組み、敗訴するも31年にわたりミニコミ誌「草の根通信」を発行(380号で終刊)、全国の市民運動家に交流の場を提供する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 (葉鶏頭/埋葬 ほか)/第2章 (魔子/講堂 ほか)/第3章 (鎖/日の丸の旗 ほか)/第4章 (結婚/満州 ほか)/第5章 (真子出奔/レッドパージ ほか)/第6章 (借金/戸籍簿 ほか)/第7章 (小さな仏壇/生地へ) 国家権力によって虐殺されたアナキスト大杉栄と伊藤野枝。

父母の遺骨を前に無邪気にはしゃいでいた末娘のルイズは、父の名づけた革命家の名と“主義者の子”の十字架を背負い、戦前戦後を平凡に生きた。

そして、やがて訪れた、一人の自立した人間としての目覚め。

一年六ヵ月に亘る聞き取りと事実に肉迫する記録者の視線が、一女性の人生と昭和という時代を鮮やかに照射する。

講談社ノンフィクション賞受賞作。

本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) 文庫 人文・思想・社会


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